前回に続いてBE MINORITY用にピックアップしたブランドをご紹介!
さて、突然ですがシンガポール人ってどんなイメージをお持ちですか?
私のイメージは、ズバリ”国際的で、頭脳明晰で、お金持ち!”です。(ただの個人的な意見ですが)
今回初めてご紹介するシンガポールの生地マーチャントのビシャルは、正にそんなシンガポール人らしい私の大切な友人です。
元々ゴールドマンサックスでバリバリのキャリアで働いていた彼が父親の
会社を継いだのは2014年。
ちょうど私がシンガポールに移住して COLONY COTHINGを始めた頃でした。
ヨーロッパのスーツ生地を東南アジアへ流通させるディストリビューターとして彼の父親が培った人との繋がりを大切にしつつ、今では完全にDXを行いオンライン化!
↑右から2番目の紳士がビシャル。
今回はそんなビシャルと共にCOLONY CLOTHINGオリジナルの生地コレクションを作っています。
東南アジアらしくウォッシャブルな機能を備えつつも、色柄はヨーロッパの生地にも劣らない魅力を持つコレクションに仕上がりそう!
”EAST SIDE” by COLONY CLOTHINGと銘打ったコレクションは、来年以降の始動になりますが是非ご期待ください!
”JALAN SRIWIJAYA”はインドネシアでハンドソーンされたドレスシューズブランド。
価格とクオリティーのバランスの良さから人気が出たJALAN SRIWIJAYAは、実はシンガポールにフラッグシップショップがあり、そこでは購入者に対し永久シューポリッシュを無料サービスするという最高にイケてるサービスを実施している。(本当に素晴らしい!)
彼らの製品へ対する自信を感じるのは勿論、ドレッシーな革靴を履くカルチャーを世界にそして後世へ繋いでいくアティテュードに感銘を受け、私は英国ビスポークスーツによくこの”JALAN SRIWIJAYA”の靴を合わせます。
ビスポークスーツにあわせると言えば、、2013年のPITTI UOMOで、私はパナマハットとベージュのダブルのコットンスーツを着用しました。
そのハットは、シンガポールの”ハット・オブ・ケイン”のビルに勧められたクラシックブリムのパナマハットでした。
当時、クラシックファッションが好きなコミュニティの間ではさほど注目されていないアイテムでしたが、2013年に発表された”ファレルウィリアムスのHappy”のMVの影響からか、ストリートスタイルやレディースファッションでは流行っていたので、何となくPITTIにパナマハットを被って行ったのを思い出します。
その後、私の中での”ハットの気分”は継続しCOLONY CLOTHINGオリジナルで本藍染めのリボンを付けたものや、高級なパナマハットにペンキをドリッピングしたものを作りました。
それを当時BEAMSの新人バイヤーでイタリア出張に行く高田(現COLONY CLOTHINGクリエイティブディレクター)が購入し、PITTIで被ったことによりクラシックファッション界にも”ハットの流行”が飛び火したと私は思っております!
現在、流行は落ち着きましたがクラシックファッションに改めて定着したパナマハット。
こだわったマイサイズのハットを被ると本当に気分が良いですよ♪
麻のシャツと短パンにパナマハットをかぶったリゾートスタイルは勿論、夏のスーツスタイルや大人のストリートファッションに品格を与えるアクセントに使えます。
また本藍染リボンとペンキパナマを復活させようかな?
といったところで、BE MINORITY用にピックアップしたブランドの紹介は今回で終了です。なかなかに”濃い”シンガポールブランド。
来年開催予定の”BE MINORITY”に是非ご期待ください!
All Summer Long♪