ヨーロッパ出張!〜続 フィレンツェ編〜

3日目からは本格的にバイイング!といきたい所ですが、、

常夏の国シンガポールから来た我々にとって、今回の2023年秋冬コレクションのPITTIは買い付けできるアイテムが殆どないんです(汗)

そう、秋冬用の素材やアイテムは常夏のシンガポール近隣諸国では必要とされないからです。そんな中でもいくつか良い商品を見つけてきました。

今回特に意識したのは、単純にブランドとして流行っているかどうかという事とは別に、我々COLONY CLOTHINGが今後取り扱うべきブランドやアイテムなのかということ。それは、創業時より大切にしてきたテーマ「ジェットセット」「ラグジュアリーリゾート」にしっかりと当てはまるブランドやアイテムを再度吟味することです。

もう一つは東南アジアにおける各アイテムの”定番”を育てていく為、本当に長く愛されるブランドを探してくることでした。どちらも創業時から考えていたことではありますが、コロナで少し変わってしまった部分もあったのでこのタイミングでしっかりと再定義したのでした。


買い付け品、先ず一つ目はシャツ。

ナポリのシャツメーカーにCOLONYオリジナルのシャツを作ってもらう為、襟型や生地を選んできました。(今までのCOLONYのオリジナルアイテムは全て日本製だったので新しい試み!)

 

現在シンガポールのCOLONYのお店で麻のシャツが非常に好評なLUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)ですが、こちらより価格を抑えた上で同じナポリメイドのシャツをオリジナルで展開します。

ビームス時代からお世話になっているイタリア人の通称ピコちゃんと、COLONYのインスタライブでお馴染みデゥエアインクの手塚さんと3社で協力し、オリジナルシャツのオーダーに至りました!ご期待ください♪

因みに、店頭で人気のLUIGI BORRELLIもボリュームアップして2月ごろ入荷しますよ♪

 


次にカシミアニット。

カシミアニットの定番ブランド“GRAN SASSO(グランサッソ)”で選んできました。原料が良いことは勿論、フランネルっぽく独特な表面感に仕上げてあるタッチ、ネックと袖のリブをあえてボディーとは別に作り、最後にボディーと接続することでネックとリブの耐久性を向上していることに感動しました。こういったシンプルな中にも職人さんのこだわりを感じる商品に出会った時は買い付けずにはいられません。

そういえば、3年前にケンとトモと3人で出張した時にケンが古着屋でGRAN SASSOのカシミヤのニット買ってたな〜

 


古着になっても値打ちが高いカシミアのニットブランドって凄いなと、その時何気に感じていたことと、今回リサーチ中に真夏の国でカラフルなカシミアニットが常時展開されているお店って素敵だなという直感とが合わさり、バイイングに至りました。イタリアの高級ニットの代表ブランド”GRAN SASSO”シンガポールでは初かな?展開します!

 


3日目の夜はフィレンツェに来ている日本の商社さんやブランドをビームスの遠藤副社長が招待してくださり大人数での食事会となりました。日本ではこのメンツで食事をする事はないと思いますし、フィレンツェとはいえ一堂にみんなを集めてしまう遠藤副社長ってやっぱり凄いし、温かいなと感じたのでした。

 

遠藤さんの思惑通り?2軒目はバー、そして最後はホテルに戻って深夜までかつての同僚たちと飲み明かしましたとさ...(遠藤さん、ありがとうございました!)
All Summer Long♪

ブログに戻る