ピーターさんとの会食


私とケンがシンガポールに移住してCOLONY CLOTHINGを立ち上げた頃から現在に至るまでずっとお世話になっているプラナカンカルチャーのメンターであり、友人であり、顧客のピーターさんがご自宅でのランチに私たちを招待してくれました。


日本のファッション誌の取材時やCOLONY CLOTHINGのルックブックの撮影にご協力頂いたこともある彼の邸宅は、なんと”ケリーヒル”が設計した品格のあるコロニアルスタイル建築。

 


内装はアンティークのプラナカンファニチャーが並び、それらを普段の生活に気負いなく使用されている様が、それはそれは格好良いんです。


そんなピーターさん宅での食事はナシレマ。
ナシレマはシンガポールの日常的な食事で(だいたい朝かお昼に食べるイメージ)「ナシ」は米、「レマ」はココナッツミルクの意味を持ち、ココナッツミルクで炊いたごはんのことを「ナシレマ」といいます。

 

 
ナシレマにかならず添えられている具は、キュウリ、揚げた小魚、卵、ピーナッツ。そこに、サンバルソース(真っ赤な辛味ソース)をたっぷりかければ、ナシレマが完成します! 

 


私の大好きなナシレマのレストランがシンガポールにありますが、今回のこちらはそのレストランを超える美味しさ!(ピーターさんのお母様が残された秘伝のレシピ)
日本の食事に例えるなら魚沼産コシヒカリと紀州の梅干しで作ったおにぎりのような最良の食材同士の素晴らしいマッチングを感じられるナシレマ(伝わりますかね?)これがストリートフードでもあるナシレマの最上位!だと私は思います!

 


一番右の方がピーターさん。有名なプラナカンカルチャーの研究者で著書やテレビ出演なども数々ある多忙な方ですが、COLONY CLOTHINGスタッフ一同いつも本当に可愛がって頂いています。

プールサイドシャツを考案した私から見ても、シンガポーリアンのピーターさんが自然にこのシャツを着こなす姿はとても素敵です。
素肌にリネンのシャツを着ても少しもいやらしさが出ないのは、彼の持っている品格からでしょうか?
私達と会う際には、必ずCOLONY CLOTHINGの服を着て出迎えてくれる紳士的な姿勢にも改めて尊敬しかありません。

以前にピーターさんのバティック生地のコレクションをお借りしてBEAMS PLUSとコラボレーション商品を企画する際にお手伝いさせて頂きましたが、実は現在ピーターさんと進めている秘密のプロジェクトがあります。(年内には発表できると思うので乞うご期待!)

やっぱり、シンガポール最高!
All Summer Long♪

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